出来る事と出来ないことがあります。ご理解下さい。
最近来院頂いた患者様の件で皆様にお断りさせて頂きたく、急遽ブログアップしております。
接骨院・整骨院は運動器の外傷を主に取り扱うことはわたしのブログでもご案内させて頂いております。
骨折、脱臼なども取り扱うのですが皆さんが『これはどうなの??』と疑問に思うであろう内容を記載させて頂きます。
当院で単独管理が可能なのは『捻挫、打撲、挫傷』の負傷名に当てはまるものになります。
骨折、脱臼は初回処置は可能です。可及的速やかに整復・固定処置を行うことがとても重要です。その後は当方と連携して頂いている整形外科の先生方とタッグを組んで仕事をします。
そこでですね…仮にこれは??判らない方のためにご案内いたします。
四肢運動器に関してはほぼ制限なくみさせて頂いています。
体幹(頚、腰、骨盤周辺)の軟部組織損傷も勿論みます。
次からが今回の本題です。
頚の上には何がありますか? そう、顔面と頭部があります。
実はこの部位はわたし門外漢です・・・唯一、顎関節脱臼は整復行為を行うのみです。
鼻骨骨折、上顎下顎骨骨折、顎関節障害。こちらは整形外科でもほぼ手掛けません。分野外だからです。
鼻骨骨折は・・・耳鼻咽喉科
頭蓋底骨折は…脳神経外科、あるいは眼科もあるかも!?
顎の骨折は・・・形成外科 顎関節は・・・口腔外科
で管理してください。
その他にも骨盤骨折や胸郭多発性骨折などは臓器に損傷を来たし生命徴候に危険性が及ぶことがありますので当該外科で管理して頂きます。
椎体圧迫骨折は、脊髄神経根との関連もありますので速やかに整形外科をご紹介いたします。
出来ない出来ないでナニモできないじゃん!!
と云わないでください。みたてをしっかり行うこともわたしの仕事なのです。
出来ないこともあるのです。患者様にはその点ご理解いただきたく存じますm(__)m