栗駒山 夏山開き (*^^)v

5月15日

3:40起床

4:00出発

栗駒山イワカガミ平に1台車をデポして須川温泉にもう1台の車で向かい

剣岳、天狗平経由で山頂を目指し栗駒中央コース下山予定。

 

ここ何年来経験したことがない晴天に恵まれ

鳥海山、月山がくっきり見える。遠くは早池峰山、岩手山の山頂も見えるほど山座同定には絶好の日和でした。

登山口の神事には参加せず山頂は時間が早かったため去年のような混雑には巻き込まれずに下山は登ってくる方々を横目に戻ったらビールでご苦労さん会するハラズモリばかり(^-^;  …ところが、事件は突然訪れるのです…

相棒君登り口に置いてきた私の車にイワカガミにある自分の車の鍵を置いてきてしまった(・_・;)   ・・・10秒間沈黙の後・・・

良し!!登り返しで2往復しよう!!この季節の2往復は初めての経験なれど時間が早いので出来なくはない。それに下りのコースを変えれば満喫登行を味わえる( *´艸`)一服して心の準備をし、サァァ!出発!!

 

中央コースは全く雪が無く踏み抜きの危険もない。地道に一歩一歩高みを目指して進む。

また、あなたに逢いに来ました(^^♪栗駒の山容はいつものように優しく出迎えてくれますが…向かい風が強烈で容易に山頂へはたどり着けない。本日2度目の山頂で見かけたのは見事な鳥海山の雄姿。その姿に励まされながら登りルートとは違うコース『産沼コース』を選択。

上部の山道は乾燥無雪でスイスイ進めます。このコースから見上げる栗駒山(須川岳)はおっとり女性のような艶やかな山容を眺めることが出来ます。お気に入りの山容を何度も振り返りながら突然大雪原が現れます。

…ん!?…左膝違和感。軽く曲げた荷重時に得も言われぬ痛みが出てきた…外側半月のキャッチングの自覚所見。こりゃうまくない((+_+))ポールを使用しないつもりだったがやむを得ず取り出し慎重に歩を進める。かなり苦しい。でも歩けなくないし時間はたっぷりあるからのんびり行こう。

 

産沼は雪原の下に埋もれている。夏道コースから大きく外れて一瞬どこを歩いているか同定できなくなるが、地形を見れば来慣れたところなのでだいたい予想して道を見分けられる。ただ、気を付けるべきは人の足跡を信用しないこと。シュルンドを意識しながら抜けそうな箇所はポールで石橋を叩く要領で確認しながら。

ペースは落ちるが安全確保が最優先である。

最初の渡渉点。かなりの増水。飛び石を選択して進まないと下流に流されること必定。後続の親子さん…少し慣れてない様子、大丈夫だろうか・・・?私のスピードかなり遅いのに追い越そうとしない。

(-ω-;)ウーン…膝が痛い。ちょっと休憩で後続親子さんに道を譲るも、下山路を把握してないと(゜_゜)

この先の道筋を説明して先行させるも、何を勘違いしたか須川とは反対側に登ろうとしている。川向に大声で“右!右!!”・・・皆さん、知らない山に入るときは地図とコンパス必携ですよ!自分が何処にいるか分からなくなった時点で遭難です。読図技術をマスターするか、ガイドさんを依頼してください。栗駒であっても遭難することがあります。山は居住地とは異なります。あっという間に天候は急変しそのままでは凍死することもあります。予備食、ツェルト、ヘッドランプや懐中電灯どんな山であっても『必携!』ですよ。必携の物を持たないで入山するのは何かあった時に命にかかわります。山は厳しいものです。いつも申しますが、自己責任で完結させないといけません。

 

さて、話しを戻して・・・

苔花台を抜ければあとはブゥラブラ歩いてももうじき到着します。

3時ちょうどに下山完了。

7時間半の山行。大満足です(^^♪

須川の露天風呂に入り、キノコらーめんを食し

・・・あ・・・イワカガミ平に車を取りにいかねば(-_-;)

行き帰りの車中で相棒君といろんな話しをしながらもまた乙なもので。

何故かと申しますと、一緒には行きますが上り下りはテンデンコなのです。彼は私より20歳以上若いのでペースが速く付いていけないという決定的な理由がありまして(;^ω^)

ですので、基本単独行なのでした。

 

アー!!楽しかった。

おわりぃ(^O^)/     写真続きに貼りつけています。ご覧ください( ◠‿◠ )