整形外科でのお仕事~その1~

ブログ用にと思いまして時間のある時に作っています・・・只今予約の患者さん待ちで暇なのです(;^ω^)

話題は尽きることなくあるようなものですが、私の脳内キャパシティーはそれほど広くありませんので、仕事のお話しとしてこの話題は避けることができませんのでシリーズ化できるかと思い立ち上げてみました。

 

わたし、以前はサラリーマンをしておりました。冒頭にも書かれてますように整形外科に21年勤務しております。

柔道整復師が整形外科で何を仕事としてやっているのかご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、解説させていただきます。ふつう一般的に病院関係で働く職種といいますと、1)医師 2)看護師 3)医療事務 4)経理職 5)理学療法士、作業療法士 ・・・etc・・・こんな感じでしょうか?ほかにもいっぱいお仕事されている方は実はいるのですが、ごく一般的な診療所はこんな感じになると思います。柔道整復師が入っていませんが、どこに所属するのでしょうか??はい、みなさん大体の見当通りです。5)の領域でお仕事を担当するのです。

 

病院に訪れるのはもちろん病気になったときですよね。そこで、診察して治療方針を決め処置を施すのが医師の仕事です。看護師さんは介助業務や処置を担います。5)の理学療法士、作業療法士さんは疾病や障害に対する機能障害全般を取り扱います。その枠は心疾患、脳の機能障害、糖尿病などどのような疾患のリハビリにも対応するべくお勉強&臨床で活躍しています。実は私たち柔道整復師もリハビリの仕事をしています。  はて?どこで活躍できるの??と不思議にお思いですね(^^) 一般的には知られていないと思いますが、病院や診療所には施設基準という枠組みがありまして例えば、リハビリ施設の面積や設備、資格取得者の人数などで診療報酬の算定基準が決まるのです。私が勤めていた整形外科はその算定基準を満たすべく、私たち柔道整復師を雇っているのです。ただし、単純に仕事するだけでは算定基準を満たすことができません。改めて「運動器リハビリテーション」の「機能(回復)訓練指導員」の資格を得ないと診療報酬算定ができないことになっています。改めてお勉強…しないといけないのですよ。ちゃんと単位を取っていかないとお金頂けないのです(´・ω・`)

整形外科は元来運動器の疾病や障害を生業としていますので、私たち柔道整復師と業務内容が合致します。よって運動器疾患に関しては機能訓練指導員としてリハビリの業務が可能であるのと同時に妥当な組み合わせとなっています。また、整形外科と柔道整復師の関係は外傷においても都合がいいのです。何故か!?それはですね、骨折や脱臼その他の外傷は医師または柔道整復師しか取り扱うことができないと法律で決められているからです。ですので整形外科のオーナーとして店を開く場合、理学療法士や作業療法士を雇うより柔道整復師を雇用するほうがすこぶる都合がよいのです。もし仮に診療時間に骨折の患者さんが来院しました。診察の結果、骨片の転位があり(曲がっているという状態)整復(解剖学に基づいた正確な本来の位置に戻す行為)しないといけない。。。しかし、自分は診察しないと患者さんが首を長くして順番を待っている。 そのようなときに整復や固定がしっかりできる柔道整復師がいれば万事解決!!単純な整復であってもギプス固定処置の時間を加味すると15分から20分はかかります。肩関節の脱臼などは30分くらいかかる場合も度々…まさかその間暫く診察を止めておくことはできませんので、私たち柔道整復師は重宝する存在ではないのかな・・・と思うのです。

骨折や脱臼の見立て、整復や固定は臨床経験が“モノを”いいます。そのような人材がいてくれれば何も心配が要りません。私としては沢山の経験をさせていただき感謝感謝!!なのです(^^♪

 

と、いうことで今回も商売。。。

はからずも骨折、脱臼などケガをされた皆さん。

お待ちいたしております(^▽^;)かっちりやらせていただきます。

※ただし、2度目の来院時に整形外科の専門医にレントゲンなどでケガの状況を確認、医師の同意が必要になります。

その後の管理は当院でも可能です(^^)/

 

まず、第1回 fin…