転倒で手を衝くとこうなることがあります

久しぶりの更新です

皆さんいかがお過ごしですか・・・

新型コロナはどれほど私たちを苦しめるのか

解決策を見いだせないまま今その日暮らしを余儀なくされている方もいらっしゃると思います

私個人の意見として、解決の糸口は

ワクチンではないように感じています

何よりも特効薬の開発が重要ではないでしょうか・・・日本の製薬会社さんにぜひとも頑張って頂き有効薬を一日も早く提供していただきたいものです

 

今回は

転ぶと被るケガの一つ

橈骨骨折についてお話しいたします

 

たまたまPC内のフォルダーをチェックしていたら

サラリーマン時代に勉強会で演題にした橈骨骨折の資料が出てきたので

その中からこちらの分類を画像として挙げさせていただきました

Traumatic ⅼesion(外傷性病変)でやはり骨折は外せないのではないかしらん?

もちろん私たちはこれで飯を食っているわけでちゃんと解ってないといけませんね

 

Melone の分類をなぜこの時選択したのかは分かりませんが

おそらく徒手整復(非観血的整復術)とORIF(観血的整復固定術)を論点にするためと思われます

橈骨骨折の場合とっかかりやすいのは

AO分類またはFrykman分類がわかりやすい

AO分類は手関節のみならずほかの関節の分類もありご存じの通り

大別で

①関節外骨折

②関節内骨折

の区分形態になります

Frykman分類はAO分類+尺骨茎状突起骨折の有無

で判定を行います

尺骨茎状突起骨折の有る無しというのは

以前にブログでお話しした

整復後の再転位と直結する重要なファクターになるので

Frykman分類も覚えておいた方がよいかと思います

 

さて、Melone分類を見てみましょう

いやはやすごい骨折ですよね

1~3までのタイプは見たことありますが

さすがにtype4は経験ありません

しかし橈骨遠位端骨折はこのような骨折を起こします

若い方はこのような形態は少ないですが高エネルギー外傷例えば

バイク事故とか転落した場合はこのようになることもあります

比較的高齢者の方は

このように多数のFragmentを有する骨折形態になることがあります

粉砕+defect(圧潰による欠損)

ありゃりゃ こりゃいかん(~_~;)

どうすっぺなぁぁ~

となるのです

 

どうすっぺなぁ~・・・と言いつつ

方向性は決まっているのできちんと処置を行うわけなのですが

処置後の指導管理

これが何より予後に関わってきますので重要項目です

これは

誰にも教えません

商売道具なので(≧◇≦)あしからず

では またの機会に (@^^)/~~~